焚き火台のボルトは失くなります。ホームセンターで直して使っています
2026-08-28
焚き火まわりで使っている3つについて書きます。
- 火をつける … AS2OV ポータブルスティックバーナー
- 燃やす … Naturehike 焚き火台
- 灯す … DIETZ ハリケーンランタン
このうち焚き火台は、2か所が壊れました。直して使っています。そこから書きます。
Naturehike の焚き火台は、2か所が失くなります
安い焚き火台です。そして変形はしません。熱で歪んだり、板が反ったりということは、いまのところ起きていません。
問題は、そこではありませんでした。
壊れるのは、ここです
① 真ん中を固定しているボルトが、なくなります
いつのまにか失くしています。設営か撤収のどこかで落ちているのだと思いますが、気づいたときには手元にありません。
② 羽のように折りたためる、その蝶番に入っている針金が抜けます
折りたたみ部分に通っている針金が、使っているうちに抜けてきます。抜けると、そこが開いたままになります。
どちらも、本体が壊れたわけではありません。留めている小さな部品だけが、先にいなくなります。
ホームセンターで直しました
どちらも、ホームセンターで部品を買って直しました。
- ボルト … 同じサイズのものを買い、ナット式に変更しました
- 針金 … 同じ太さのものを買って、通し直しました
ボルトをナット式にしたのが、いまのところ正解でした。締めれば緩まないので、失くなりません。もとの構造のまま同じものを買い直すより、こちらのほうが確実です。
かかった費用は数百円です。買い替えは考えませんでした。
安い道具は「壊れない」ではなく「直せる」で選ぶ
この焚き火台を使っていて思ったのは、そこそこの値段のものは、壊れる場所が単純だということです。
失くなったのはボルトと針金です。どちらもホームセンターに売っています。特殊な形状でも、専用部品でもありません。規格品で直せる構造になっているということです。
高い焚き火台なら、そもそも失くならないのかもしれません。ただ、もし壊れたときに専用部品が必要なら、そのときは待つか、諦めることになります。
「壊れない道具」を探すより、「壊れても直せる道具」を選ぶほうが、結果的に長く使える。この焚き火台から学んだのは、たぶんそういうことです。
そして、同じものがもう見つかりません
この記事を書くにあたって、うちが使っているものを探しました。
見つかりませんでした。
安いアウトドア用品は、モデルの入れ替わりが早いです。数年で型が変わり、名前が変わり、そして消えます。同じものを買い直すという選択肢が、すでにありません。
これに気づいたとき、さきほどの話の意味が変わりました。
「壊れても直せる道具を選ぶ」というのは、選択の問題ではなく、必然だった。
もしボルトが特殊な専用部品だったら、いまこの焚き火台は使えていません。メーカーに問い合わせても、たぶん在庫はありません。
ホームセンターで買える規格品のボルトだったから、いまも使えています。ナット式に変えたのは、そのとき思いついた小さな工夫でしたが、結果としてこの道具の寿命を延ばしました。
安い道具を長く使うコツは、たぶんこれです。壊れる前提で、直せる形かどうかを見ておく。
そういう理由で、この記事にはこの焚き火台の購入リンクがありません。買えないものを勧めることはできないので。
いま売られているNaturehikeの焚き火台が、同じ構造かどうかは分かりません。もし買われるなら、ボルトと蝶番の部分を、写真でよく見てから決めてください。そこが規格品で留まっているなら、たぶん長く使えます。
AS2OV のスティックバーナーは、これ1本で薪に火がつきます
そもそもライターではなく、バーナー(トーチ)でした。
正式な名前は「ポータブルスティックバーナー」です。着火ライターの形をしていますが、中身はトーチです。
だから、これ1本で薪に直接火をつけられます。着火剤や新聞紙を経由しなくても、薪そのものに火が入ります。100円ライターでは、まずこれができません。
長く「便利な着火ライター」だと思って使っていたのですが、火力が違うのには理由がありました。
もうひとつの違いは、ガスを補充して使うことです。使い捨てではありません。
そして正直に書くと、買った理由はカスタムできるからです。
機能で選んだわけではありませんでした。カスタムできるのが面白そうで買って、使ってみたら薪に直接火がついた、という順番です。
道具を買う理由は、いつも実用とはかぎりません。そのことは、正直に書いておきたいと思います。
同じブランドのチェアに挿せます。挿したことはありません
ついでに書いておくと、うちは椅子も同じAS2OVを使っていて、このバーナーを挿しておけるようになっています。同じブランドで揃えると、こういうところが噛み合います。
ただ、一度も挿したことがありません。
いつも地面に置いたテーブルの上に転がしています。せっかく合うように作られているのに、使っていない機能です。
こういうことは、たぶん誰の道具箱にもあります。「揃えると便利ですよ」と書かれている機能の、けっこうな割合は使われていないのではないでしょうか。少なくともうちはそうです。
DIETZ のハリケーンランタン(D78)は、明るくありません
先に、はっきり書きます。
実用の明るさはありません。
うちが使っているのはD78のブラスです。これで本を読んだり、料理をしたりはできません。明かりが必要な場面では、ベアボーンズのストリングライトを使っています。
では何のために使っているかというと、雰囲気のためです。
それ以外の理由がありません。役に立っているかと聞かれたら、役には立っていません。ただ、この灯りがあるときと、ないときで、夜の過ごし方が変わります。
パラフィンオイルなら、煤は出ません
実用的な話も1つ。
使っているのはパラフィンオイルです。この場合、煤はほとんど出ません。
ハリケーンランタンで「煤が出る」「臭う」と言われるのは、多くの場合ケロシン(灯油)を使ったときの話です。パラフィンオイルに変えると、そこはかなり解消されます。
煤が気になって手を出せずにいる方は、燃料を変えるだけで解決するかもしれません。
そのかわり、パラフィンオイルのほうが割高です。明るくない灯りに、割高な燃料を使っていることになります。
それでも、使っています。
3つを並べてみて思うこと
改めて書き出すと、この3つはずいぶん性格が違います。
| | 選んだ理由 | 正直な評価 | |---|---|---| | 焚き火台 | 安さ | 壊れる。でも数百円で直せる | | スティックバーナー | カスタムできるから | 結果的に、薪に直接火がつく | | ランタン | 雰囲気 | 明るくない。それでいい |
実用で選んだものが1つもありません。
キャンプの道具は、そういうものなのだと思います。全部を性能で選んでいたら、たぶんもっと味気ない道具箱になっていました。
ただし、壊れたら直す。そこだけは守っています。
ポータブルスティックバーナー
ライターではなくバーナー。だから薪に直接火がつく。
- トーチなので薪に直接着火できる
- ガス補充式で使い捨てではない
- カスタムできる
- 同ブランドのチェアに挿せる
- ガスの補充が必要
- 実用で選んだわけではない
- チェアに挿せる機能を一度も使っていない
ハリケーンランタン D78 ブラス
明るくない。雰囲気のためだけに使っている。
- パラフィンオイルなら煤がほとんど出ない
- 夜の過ごし方が変わる
- 実用の明るさはない
- パラフィンオイルは割高
- 明かりが要る場面では別のランタンが必要
明るさが必要な場面で使っているストリングライトについては、別の記事に書きます。