充電式扇風機は、一晩もちません。だからポータブル電源とセットで考える
2026-08-27
夏のキャンプで、テントの中の暑さをどうするか。
HAGOOGIの充電式扇風機を使っています。良い道具なのですが、先に弱点から書きます。
内蔵バッテリーは、弱で6時間くらいです。 夏の夜は、これでは越えられません。
モデルについて先にお断りしておきます。 うちが使っているものと、いま売られているものは同じとは限りません。 HAGOOGIは改良モデルを出しているので、バッテリーの持ち時間は変わっている可能性があります。 以下の「6時間」は、あくまでうちの実機での体感です。購入前に、現行モデルの仕様をご確認ください。
6時間では、朝まで届かない
数字にすると、はっきりします。
| 運転開始 | 停止する時刻 | |---|---| | 20時 | 深夜2時 | | 21時 | 深夜3時 | | 22時 | 深夜4時 |
夏の夜を20時から翌6時までの10時間とすると、6時間ではまったく足りません。
そして問題は、止まる時刻です。
深夜2時から4時。ここで止まるということは、一番寝苦しい明け方に、扇風機がないということになります。暑くて目が覚めて、扇風機が止まっているのに気づく。夏のキャンプで、これが一番つらい瞬間です。
「モチが悪い」というのが、この扇風機に対する自分の正直な評価です。
だから、ポータブル電源につないで使っています
うちでは、Jackeryのポータブル電源につないだまま回しています。
計算すると、こうなります。
| | 連続運転できる時間 | |---|---| | 内蔵バッテリーのみ | 約6時間 | | Jackery 1000 New に接続 | 約190時間(約8日) |
約32倍です。
3泊4日のキャンプで回しっぱなしにしても、電源の消費は3割ほど。残りでドライヤーもスマホも十分まかなえます。
別の記事に書いたとおり、扇風機は驚くほど電気を使いません。電気を大きく食うのは熱を出すもので、風を送るだけなら微々たるものです。
扇風機の弱点は、ポータブル電源で消えます。 逆に言うと、電源を持っていないなら、この扇風機の評価は下がります。
ここは正直に書いておきます。この2つは、セットで初めて完成します。
サーキュレーターとして使う。体には当てません
置き方にも、うちなりのやり方があります。
風を体に当てるのではなく、テント内の空気を回すために使っています。
夏のテントの中は、天井付近に熱がこもります。この熱を動かさないまま、体にだけ風を当てても、熱い空気をかき混ぜているだけになります。
なので、サーキュレーターとして、空気の流れを作る向きに置いています。
- テントの出入り口と、反対側のベンチレーション(換気口)を開ける
- 空気が抜けていく方向に風を送る
- 体に直接当てない
こうすると、テント全体の温度が下がります。体に当てる使い方より、涼しく感じる時間が長く続きます。
体に直接当て続けると、寝ているあいだに体が冷えすぎることもあります。夜通し回すなら、当てないほうがいいと思っています。
こういう人には向いていると思います
- すでにポータブル電源を持っている方。この組み合わせで本領を発揮します
- テント内の暑さに困っている方
- 夏でもキャンプに行きたい方
逆に、こういう方には向きません。
- 電源を持っていない方。6時間で止まります。そこを許容できるかどうかです
- デイキャンプだけの方。日中の数時間なら内蔵バッテリーで足ります。むしろ十分です
- 強風が欲しい方。うちは弱でしか使っていないので、そこは分かりません
買うなら、順番があります
もし夏の暑さ対策をこれから揃えるなら、扇風機より先にポータブル電源だと思います。
扇風機だけ買っても6時間で止まります。でも電源があれば、扇風機は何でも動きます。土台のほうが先です。
うちは結果的にその順番になりましたが、これは運が良かっただけかもしれません。
夏のテントで、朝まで風がある
書いてしまえば地味なことですが、明け方に暑くて目が覚めなくなりました。
道具を足して生活が変わるというのは、こういう地味なことの積み重ねなのだと思います。
充電式扇風機(DCモーター)
内蔵バッテリーは弱で6時間。電源につないで初めて完成する。
- サーキュレーターとして使うとテント全体が涼しくなる
- 消費電力が小さくポータブル電源なら約190時間
- デイキャンプなら内蔵バッテリーで十分
- 弱で約6時間。夏の夜を越えられない
- 止まるのが深夜2〜4時。一番寝苦しい時間
- ポータブル電源がないと評価が下がる
夏の虫対策については別の記事に、電源については別の記事に書いています。