ジャングルモックを10年で3足。同じ靴を買い直し続けている理由
2026-08-24
星の数でも、点数でもなく、いちばん正直な評価はこれだと思っています。
3年に1度履き替えて、10年。毎回、同じ靴を選んでいます。
メレルのジャングルモック2です。キャンプで履いています。
もし1足目で「違うな」と思っていたら、2足目は別のものを買っていました。3足目まで来ているというのが、自分の中の答えです。
まず、寿命は3年だと思ってください
良い話の前に、正直なところから。
3年に1度、履き替えています。つまり、10年もつ靴ではありません。
これは欠陥ではなく、靴なら当たり前のことです。ソールは減りますし、履き口もへたります。ただ、「10年ものの名品」のような期待で買うと、話が違ってきます。
10年で3足ちょっと。金額にすると、こうです。
| | 費用 | |---|---| | 1足あたり | 約15,000円 | | 1年あたり | 約5,000円 | | 1か月あたり | 約417円 | | 10年の合計 | 約50,000円 |
別の記事で書いたフリース(デナリジャケット)は、10年で1着・25,000円でした。靴のほうが、倍かかっています。
それでも買い直しているのは、履き替えるときに「他を試そう」と思わなかったからです。
踵が折れない。これが一番の理由かもしれません
スリッポンタイプの靴でいちばん困るのが、履き口の踵が潰れてくることです。
何度も脱ぎ履きしているうちに、踵の部分がへたって、後ろが折れたまま戻らなくなる。そうなると、もう「つっかけ」です。
ジャングルモックは、これが起きません。
だから脱ぎ履きが最後まで楽なままです。キャンプでは、テントの出入りで1日に何十回も脱ぎ履きします。この一点だけで、キャンプ用として選ぶ理由になります。
紐を結ぶ靴では、この回数はこなせません。かといって踵の潰れたスリッポンでは、歩きにくい。その中間にいる靴です。
多少濡れても、中まで染みません
雨のあとの濡れた芝生や、朝露で濡れた地面。キャンプでは、足元が濡れている時間がけっこうあります。
多少の濡れなら、中まで染みてきません。
完全防水ではないので、水たまりに突っ込めば濡れます。ただ「濡れた地面を歩く」程度なら、靴下まで到達しません。朝、露で濡れたサイトを歩き回るときに、これが効きます。
夏は、向いていません
正直に書きます。夏は蒸れます。
構造上、通気性を優先した靴ではありません。真夏のキャンプでこれを履くと、暑いです。
なので、うちでは夏はサンダルに履き替えています。別の記事で書くKEENのサンダルが、その役割です。
春・秋・冬がジャングルモック、夏がサンダル。そういう住み分けになっています。
街では履いていません
これも正直に書いておきます。
ジャングルモックは、街でも履けるデザインだと思います。実際、普段履きにしている方も多いはずです。
でも、うちはキャンプでしか履いていません。
なので「街でも履けるから元が取れる」という勧め方は、自分にはできません。キャンプ専用の靴として、3年で15,000円をどう見るかという話になります。
キャンプの回数で割ると、こうです。
| 年間のキャンプ回数 | 3年間の着用回数 | 1回あたり | |---|---|---| | 年5回 | 15回 | 1,000円 | | 年10回 | 30回 | 500円 | | 年15回 | 45回 | 333円 | | 年20回 | 60回 | 250円 |
こういう人には向いていると思います
- テントの出入りが多い方。脱ぎ履きの楽さが本領です
- 春・秋・冬にキャンプをする方
- 朝露や濡れた地面を歩く方
- 紐を結ぶのが面倒な方
逆に、こういう方には向きません。
- 真夏がメインの方。蒸れます。サンダルのほうが快適です
- 本格的な登山をする方。これはキャンプサイト用の靴です
- 10年もつ靴を探している方。3年で履き替える前提です
- 水たまりを歩く方。完全防水ではありません
3足目を履きながら思うこと
道具の評価は、買った直後の感想ではなく、次に買うときに同じものを選ぶかどうかに出るのだと思います。
その意味で、この靴は3回続けて選ばれています。
たぶん4足目も同じものを買います。「他にいいものがあるかもしれない」と思わなくなった時点で、自分の中では決着がついているのだと思います。
ジャングルモック2
3年に1度履き替えて10年。毎回、同じものを選んでいる。
- 踵が折れないので脱ぎ履きが最後まで楽
- 多少濡れても中まで染みない
- 紐を結ばなくていい
- 夏は蒸れる。真夏には向かない
- 寿命は約3年。10年もつ靴ではない
- 完全防水ではない
夏に履き替えているサンダルについては、別の記事に書きます。